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日大アメフト部騒動で受験者数減少!?志望者はチャンス

最近ニュースで話題になっていることと言えば、日本大学アメリカンフットボール部の悪質タックルに伴う騒動ですよね。毎日ニュースやワイドショーで取り上げられていますし、見ない日はありません。日本大学広報部をはじめとした大学側の対応の悪さには驚かされました。タックルをしてしまった選手は単独で記者会見を開き謝罪を述べたにも関わらず、学生を守るべき立場にある大学側が自己弁護に徹したことはお粗末でしかありません。現在日本大学に通われている学生の方々はもちろん、日本中の人が日本大学に対して悪い印象を抱いたと思いますし、そのくらい今回の大学側の対応はひどいものがありました。

受験生の皆さんはこの騒動をどのように受け止めたでしょうか。

初めから日本大学を志望していなかった人は特に何も思わないでしょうが、第一志望・第二志望・第三志望に設定している受験生は悩んでいるのではないでしょうか。自分が志望している大学で不祥事が起きて何も気にならない人はいないと思います。「志望校変えようかな」「もう日大受験するのやめる」と決めた人も中にはいるはずです。

しかし、私はこの騒動は受験生にとって好機だと思っています。

日本大学を志望している学生はそのまま志望するべきです。敢えて志望校を変更する必要はありません。

受験数が減少する

好機だと言う理由の90%はここにあります。来年度の受験者数は恐らく減少します。

過去の同様の事例(大学の不祥事)に照らし合わせると、受験者数に与える影響は軽微だとする意見もありますが、今回は違うと思っています。

①個人の問題ではなく大学の問題

過去の不祥事は大学のサークル、個人が起こしたものです。個人が起こした事件であれば「自分には大して関係ない」と考えられるので特に影響はないでしょう。しかし今回の騒動は明らかに大学の運営側が関与しているものであり、大学全体の信頼性が揺らいだと言えます。「自分には関係ない」と一言で片づけるには難しいレベルです。

②社会全体に届きすぎている

日大の選手が相手選手にタックルしているシーンはTwitterで拡散されています。今回の事件が大きな騒動となったのはSNSで社会全体に伝わったからとも言えます。現在の社会はSNSが非常に発展しているため、騒動は社会の隅々にまで届いています。

③代替案が豊富

良くも悪くも日大の代わりに志望できる大学はいくらでもあります。日東駒専と言うように、同じレベルでも東洋大学駒澤大学専修大学に変えることができますし、少しレベルを上げれば成成明学獨國武という枠組みもあります。つまり、よほどこだわりがない限り日大に拘る必要がないのです。

 

以上の理由から、来年度の受験者数は減少するでしょう。受験者数が減少するということは倍率も低下するということです。倍率が低下するということは合格の可能性も高まるということです。受験生にとってライバルが減るというのは好機でしかありません。いま日本大学を志望している学生の皆さんはそのまま受験しましょう。「日大アメフト部悪質タックル騒動?そんなの全く関係ない。」という気持ちで勉強しましょう。

 

そうは言っても自分の大学があんな感じでは心配…という方もいらっしゃるでしょうが、安心してください。大丈夫です。

大学側の管理なんて正直学生生活に関係ない

正直な話、大学の運営がどうなってても学生生活になんら関係ありません。大学生活通じて大学側と関わる機会なんてまずありません。特別な委員会や部活動に加入していれば別ですが、大半の学生にとって大学の運営なんて知ったこっちゃないというのが現実です。私も4年間の大学生活を通じてそんな経験ありません。もちろん、ゼミ(研究会)等で先生方と交流させて頂くことは多々ありますが、大学の運営がどうとかは全く関係ありません。

就活の時には忘れてる

かなり先を見据えている学生、もしくはそのご家族は就活を気にされているかもしれません。実際「今回の騒動で迷惑を受けている」とインタビューに答えている現日大生の方もいらっしゃいますしね。しかし、これまた就活には全く関係ありません。今の受験生が就活する頃にはみんな騒動を忘れています。4年後もこの騒動を覚えていて話題に持ち上げてくる人がいたら逆に怖いです。今の就活生が悪影響を受けるなんてこともまずありません。大学の運営側がお粗末だからそこに属している学生もお粗末だ、なんて判断する会社があったら自分からお断りしたほうがいいです。また、この騒動で話のネタが1個出来てラッキーぐらいに思わないと就活なんてやっていけません。

 

 総括して言うと、受験生は今回の騒動は気にせずそのまま志望しましょう!ということです。騒動に惑わされず自分の行きたいところに行けばそれでいいのです。