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【大学受験英語】英単語の勉強法 | レベル別概要

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英単語の学習における重要なポイントが分かったところで、今回はレベル別に具体的にどのようなこと(単語)を勉強したらいいか紹介します。

偏差値で分けましたが、初級・中級・上級といったイメージを持ってもらえればなと思います。それぞれ一応参考書付きで紹介しますが、必ずしもその参考書をやる必要はありません。参考書も人によって相性があるので、実際に自分で探してみて合うものを選ぶのがベストです。Amazonのレビューなども参考にしてみてください。

偏差値55以下の受験生(初級レベル)

このレベルの人は受験英語以前の話です。危険度Maxです。

高校初級の英単語、中学レベルの英単語が抜けてしまっている可能性が非常に高いです。このまま大学受験レベルの英単語を学習したとしても、穴だらけとなってしまい、結果的に土台が揺らいでしまいます。

それだけは何としても避けなければならないので、まずは恥を忍んで初級レベルの英単語を勉強しましょう。受験生なのに簡単な範囲を勉強するのは恥ずかしいですよね。その気持ちは痛いほど分かります。

ですが、高校初級・中学レベルの英単語は非常に重要です。重要すぎて重要以外の言葉が思いつかないくらい重要です。英語長文に出てくる単語の大半は基礎レベルの単語です。難しい単語ばかり知っているからといって長文が読めるとは限りません。

偏差値が55以上ある方でも、「なぜか長文が読めない」「基本的な問題で失点する傾向にある」といった悩みを抱えている場合、基礎的な単語が欠落していると考えられます。一度立ち止まって振り返ることもおススメです。

入門レベルの単語帳は下記2つが有名で無難だと思います。

このレベルの勉強は高校3年生になるまで、遅くとも高校3年生の1学期が終わるまでには完璧に仕上げておきたいですね。もちろん、早ければ早いほどいいということは間違いありません。

 

 

それぞれの評判、使い方などは別の詳しいサイトを参照して頂ければと思います。

偏差値55~70の受験生(中級レベル)


いわゆる「大学受験英語」の英単語を学習するレベルです。この範囲に属する受験生はコアになる単語帳を1冊決めて、ひたすら完璧になるまで繰り返しましょう。使用する単語帳は1冊で良いです。むしろ1冊にしてください。

色々単語帳に手を出す受験生がいますが、本当に無駄なので気を付けてください。「これ!」と決めたら絶対に浮気しないでください。

また、よくありがちなパターンで、偏差値65程度の受験生が上級レベルに手を出すことがあります。確かに偏差値65あれば周りの人よりも優れているでしょう、しかしまだまだ甘いです。偏差値70を突破するまでは1冊の単語帳で事足ります。単語数が不足しているとか言う方は派生語など、細部まできちんと学習できていません。 

受験を共に戦うと決めた単語帳は受験本番までボロボロになるまで使い尽くしてください。長文読解などで出てきた単語も、その単語帳に書き込んでしまえばいいのです。隅々までしゃぶりつくしてください。

このレベルだと有名な単語帳はたくさん出版されています。好きなのを使ってください。浮気はナシです!!

 

 

 

 

 

ターゲット1900は無難な単語帳ですが、派生語などのバリエーションが少ないので、早慶志望者、もしくは英語を得意にしたい人にはあまりお勧めしません。逆に、1語1訳でシンプルなのが好きという人にはお勧めです。

 

偏差値70以上の受験生(上級レベル)

このレベルの方がこれ以上単語を勉強する必要があるのか正直疑問がありますが、勉強しておいて損することはありません。1語でも多く単語を知っているだけで長文読解の際のストレスが軽減されますし、推測する必要がなくなるので読むスピードも上がります。

1点注意点としては、このレベルの単語をやり過ぎると危険だということです。難単語を覚えるのに没頭するあまり、その他の単語、今まで覚えてきた単語を忘れてしまうということが懸念されます。あくまで受験英語の主体は中級レベルということを忘れずに取り組んで欲しいと思います。

 

 

 

リンガメタリカは私も受験の際に使用していました。掲載されている単語は難しいものが多いですが、単純に読み物として面白いです。医療・経済・環境問題など、それぞれのテーマについて教養を養うことができるので、関連するテーマが長文で出題されたときに威力を発揮します。背景知識を有しているかいないかの差は大きいです。

 

最後に

英単語は積み重ねる以外に道はありません。今自分がどのレベルなのか客観的に捉えた上で、ひとつひとつ積み重ねていってください。英単語は受験の肝ですので、確実に身に着けてください。