STUDY KEY'S

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ポモドーロ・テクニックで集中力を制し受験も制す

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ポモドーロ・テクニックってご存知でしょうか?

なんか美味しそうな名前ですが、食事のお作法的なものではありません。

ポモドーロ・テクニックは生産性向上のための「時間管理術」です。 

このポモドーロ・テクニックを極めると生産性が爆上がりします。

私自身このテクニックを勉強のときも、仕事のときも活用しています。

アルバイト時代に生徒に教えていた際も、このテクニックは効果があるなと感じていました。

今回は皆さんにポモドーロの達人になって頂きます!!

 

集中力について

まずこのテクニックを紹介する前に、集中力について少し話したいと思います。

 

皆さんは何時間ぐらい集中して勉強できるでしょうか?

1時間?2時間?はたまた20分?

勉強しているのに・しなきゃいけないのになかなか集中できない、

別のことを考えてぼーっとしてしまうことは誰しも経験があると思います。

「集中力が続けばいいのになあ・・・」というのは全ての受験生の願いなのではないでしょうか。

 

集中力の持続時間は子供の場合「30分程度」、大人でも平均「45~50分」であり、最長でも「90分」と言われています。当然ある程度の個人差はあると思いますが、90分以上集中し続けられる人はいないと思います。私は50分が限界です・・・。さらにはその持続時間のなかで15分を境に集中力の強さは徐々に低下していきます。詳しくはhttp://www.asahi.com/ad/15minutes/こちらをご覧ください。

 

つまり、ずっと机に向かって勉強していても集中力が低下していくだけで全く効率的ではないということです。ダラダラと勉強を続けるよりも時間を区切って勉強した方が効率が良く、生産性も向上します。

 

ポモドーロ・テクニック

ここでポモドーロ・テクニックに話を戻します。

そもそもポモドーロ・テクニックとは

集中して仕事をこなすために、25分毎に時間を区切って仕事をする時間管理術。Francesco Cirillo氏が1992年、自身の勉強効率を上げるために考案した。ものです。

25分集中→5分休憩→25分集中→5分休憩→・・・・というサイクルで作業すれば効率的にできるんじゃないか、ということです。

この「25分毎」というのは自分で調整すればいいと思います。自分がどのくらいなら集中できるのか、試行錯誤しながら決めていくのがベストです。ちなみに私は作業「40分」休憩「10分」というサイクルで勉強や仕事をしています。これより短いとなんかやった気がしないし、これより長いと途端に集中が切れて生産性が落ちると経験的に分かっています。皆さんも自分にとって最適なサイクルを探してください。まずは45分~50分から始めてみればいいのではないでしょうか。高校の授業の1コマがそのくらいの長さになっているはずなので、そこから始めるのが分かり易いと思います。

 

このテクニックで効率的に勉強できるようになるのはもちろんのこと、他にも大きなメリットがあります。

それは、勉強量の管理の意識付けができるようになることです。

いつもダラダラ惰性的に勉強していると、終わりがなく、どこまで勉強するかてきとうになってしまいます。1日にどこまで終わらせようという目標をもって勉強する人はまあまあ見かけますが、サイクル毎に目標を持って勉強している人はほとんど見たことありません。たまーに見かけましたが、そういう人は全員成績良かったですし、難関大学も平気で合格していました。ポモドーロ・テクニックを活用するとサイクルのうちになにを終わらせるか、終わらせられるか自然と考えるようになります。そしてそれが習慣化すると最強です。タスク管理・集中力管理が同時にできるようになるのです。そこまで来たらあとは「何を勉強するか」なので、ほとんど合格したに等しいです。

※大げさかもしれませんが、そのくらい集中力の管理とタスクの管理は重要なのです。

 

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1点だけ注意点があります。

休憩時間にスマホを見ないでください。スマホを見始めると止まらなくなることが大半なので、見ないでください。決まった時間だけしか見ない、という精神力の強い人なら問題はありませんが。休憩時間はちょっと歩くとか、少し席を離れてリラックスするのがいいです。ずっと座っていると体に悪いです。

 

アーモンドを食べよう

最後に、勉強の合間に食べるものについてです。

よく集中力が切れたり、脳が疲れてきたら甘いものを食べるといいと言う人がいますが、それは誤解です。甘いものを食べると血糖値が急激に上がってしまいます。するとその反動で体は血糖値を急激に下げようとします。血糖値の乱高下は脳に負担がかかり、余計に疲労を蓄積させてしまいます。脳を正しく働かせるためには血糖値を一定に保つことが重要です。では何を食べるといいか、おすすめはナッツ類です。ナッツ類には脳内神経物質伝達の材料となる栄養素が含まれています。ナッツ類であれば普通のスーパーで買えるはずです。素焼きアーモンドとかならどこでも売っているのではないでしょうか。集中力を高めるためには、甘いものではなく、血糖値を急激に上昇させないようなものを食べるようにしましょう。